Network License Server Report Log Setup (ネットワーク ライセンス サーバのレポート ログの設定)
概要
この手順の目的は、ライセンス ファイルを見つけて、ネットワーク ライセンス サーバ上のレポート ログを有効にすることです。この手順は、お客様の環境内のすべてのネットワーク ライセンス サーバについて繰り返す必要があることに注意してください。参考までに、次のビデオで以下に示すプロセスを説明します。
ライセンス ファイルを見つける
ライセンス ファイルを見つけるプロセスは簡単です。これには、LMTOOLS ユーティリティを使用します。このツールは多くの場所のいずれかにありますが、通常は C:\Program Files\Autodesk Network License Manager にあります。LMTOOLS が見つからない場合は、lmtools.exe を検索します。見つかったら、次の操作を実行します。
- lmtools.exe をダブルクリックして起動します。
- [Config Services](設定サービス)タブに移動します。
- [Path to the license file](ライセンス ファイルへのパス)フィールドからライセンス ファイルのパスを取得します。
レポートを有効にするためのオプション ファイルを作成する
Windows エクスプローラを使用して、ライセンス ファイルを見つけたフォルダ(上記)を参照します。adskflex.opt という名前の既存のファイルが表示される場合は、下記の「レポートを有効にするためオプション ファイルに付加する」というセクションを参照してください。adskflex.opt という名前の既存のファイルが表示されない場合は、次の手順に従います。
- [Start](スタート)ボタンをクリックし、notepad と入力して[OK]をクリックします。
- 次のテキストをコピーしてファイルに貼り付けます。
REPORTLOG +"C:\Program Files\Autodesk Network License Manager\report.rl"
上記のパスは必須ではありません。また、お客様のインストール先に適用できない場合があります。レポート ログは、ローカル ファイル システム内の任意の場所に配置できます。パスにスペースが含まれていない場合は、パスの周囲に引用符は必要ありません。
このファイルをオートデスク ライセンス ファイルと同じフォルダに adskflex.opt として保存します。
重要: このファイルは、ライセンス ファイルと同じフォルダに保存する必要があります
[Save as type](ファイルの種類)ドロップダウンを[All Files](すべてのファイル)に変更して、TXT 拡張子で保存されないようにすることが重要です。ファイルに拡張子 TXT が含まれている場合、このファイルは機能しません。
レポートを有効にするためオプション ファイルに付加する
Windows エクスプローラを使用して、ライセンス ファイルを見つけたフォルダ(上記)を参照します。adskflex.opt という名前の既存のファイルが表示されない場合は、上記の「レポートを有効にするためのオプション ファイルを作成する」というセクションを参照してください。 adskflex.opt という名前の既存のファイルが表示される場合は、次の手順に従います。
- adskflex.opt を右クリックし、[Open With…](プログラムから開く…)を選択します。
- リストから[Notepad](メモ帳)を選択し、[OK]をクリックします。
- [Edit](編集)をクリックし、[Find…](検索…)を選択します。
REPORTLOG と入力し、[OK]をクリックします。結果が見つからない場合は、次の手順に進みます。この構文が見つかった場合、レポート ログは既に設定されています。そのファイルがファイル システム内の指定された場所に存在することを確認します。存在する場合、追加の手順は必要ありません。
- 次のテキストをコピーして、ファイルの末尾に貼り付けます。
REPORTLOG +"C:\Program Files\Autodesk Network License Manager\report.rl"
上記のパスは必須ではありません。また、お客様のインストール先に適用できない場合があります。レポート ログは、ローカル ファイル システム内の任意の場所に配置できます。パスにスペースが含まれていない場合は、パスの周囲に引用符は必要ありません。
- ファイルを保存します。
オプション ファイルを実装する
新しいオプション ファイルを実装したり、既存のオプション ファイルに対する変更を実装するには、ライセンス サーバ サービス(サーバ自体ではありません)を再起動する必要があります。ライセンス ファイルを再読み込みするだけでは不十分です。
- LMTOOLS を開き(lmtools.exe を見つける方法については、上記の手順を参照)、[Stop/Start/Reread](停止/開始/再読み込み)タブに移動します。
- [Stop Server](サーバを停止)をクリックし、5 ~ 10 秒待ってから、[Start Server](サーバを起動)をクリックします。
- [Config Services](設定サービス)タブに移動して、オプション ファイルが現在使用中であること、およびレポート ログが開始されていることを確認し、[Path to the debug log file](デバッグ ログ ファイルへのパス)の右側にある[View Log…](ログを表示…)をクリックします。
- 次のような表示になります。
ライセンス ファイルおよびレポートの場所に応じて、両方のパスに別の場所が反映される場合があります
重要
手順 1: オートデスクまたはオートデスク パートナーの担当者にデバッグ ログのコピーを提供し、レポート ログが開始されたことを確認します。
手順 2: レポート ログを少なくとも 10 日間実行してから、レポート ログとライセンス ファイルのコピー(前に取得したパス)をオートデスクまたはオートデスク パートナーの担当者に提供します。レポート ログとライセンス ファイルの名前にはサーバ名を使用してください。
例:
レポート ログ: server1234_report.rl
ライセンス ファイル: server1234_license.lic