Shared Folder Method (共有フォルダ方法)

この方法は、共有/マッピングされたドライブにユーザがアクセスできる場合に使用できます。リモート ユーザの場合、この操作には VPN が必要な可能性があります。 共有クラウドの場所(Box、Sharepoint、OneDrive など)を使用している場合は、Zip ファイル方法を使用してください。

これには、AIT を実行する各デバイスに Microsoft .NET Framework v4.5.2 以降がインストールされている必要があります。

  1. ご使用のコンピュータに Autodesk Inventory Tool をダウンロードしてインストールします。
  2. 一元的にアクセス可能な共有ドライブ上に、AIT アプリケーションを保持するフォルダと、収集したデータを保持するフォルダを作成します。以下に例を示します。
    1. C:\AIT - 共有されるルート フォルダ
    2. C:\AIT\AIT - AIT アプリケーション ファイルを保持するフォルダ
    3. C:\AIT\Data - 収集したデータ ファイルを保持するフォルダ
  3. [Everyone](全員)[Full Control](フル コントロール)を持つように、ルート フォルダの権限を設定します
  4. ルート フォルダを共有し、[Everyone](全員)を共有権限に追加して、[Full Control](フル コントロール)権限を付与します
  5. C:\Program Files (x86)\Autodesk\Autodesk Inventory Tool から AIT フォルダ(手順 2.ii)に AIT フォルダの内容をコピーします。
  6. AIT フォルダ(手順 2.ii)にナビゲートし、メモ帳を使用して AIT.exe.config を開きます
  7. DataStorePath」の値を Data フォルダ(手順 2.iii)の UNC パスに変更し、末尾に「\」があることを確認します。
  8. PerComputerDataStore」の値を「False」から「True」に変更します。
  1. 保存して終了します
  1. マシン タイプ?
標準マシン(エンド ユーザが完全な管理者権限を持つ)

AIT_Standard.cmd AIT フォルダ(手順 2.i)に保存し、名前を AIT_Network.cmd に変更します

ロックダウン マシン(エンド ユーザに管理者権限がない)

AIT_Admin.cmd AIT フォルダ(手順 2.i)に保存し、名前を AIT_Network.cmd に変更します

メモ帳を使用して AIT_Network.cmd ファイルを開きます

Secure Credentials Utility を使用して、管理資格情報を暗号化します

スクリプトを編集して、XXXX (下記のスクリーンショットのハイライト部分)コピーした暗号化資格情報に置き換えます

  1. メモ帳を使用して AIT_Network.cmd ファイルを開きます
  2. SET AIT_DIR 値を AIT フォルダ(手順 2.ii)の UNC パスに変更します
  1. 保存して終了します。
  2. インベントリを取得する各マシンで、共有フォルダにナビゲートし、AIT_Network.cmd ファイルをダブルクリックします。
  3. コマンド プロンプト ウィンドウが表示されなくなると、スキャンは完了したものとみなされます。
  4. すべてのスキャン結果が Data フォルダ(手順 2.iii)に保存されます。
  5. すべてのマシンがスキャンされたら、スキャン結果を AIT にインポートし、Excel 形式にエクスポートします。
  6. エクスポートした「AutodeskProducts.xlsx」ファイルをオートデスクの担当者に送信します