Scheduled Scan - Agentless (スケジュールされたスキャン - エージェントレス)

[Scan](スキャン)タブのタスクバーにある[Schedule](スケジュール)ボタンを使用すると、現在設定されている検出およびスキャンのオプションをスケジューラに追加スキャンとして追加できます。有効な検出および認証のオプションを入力すると、[Schedule](スケジュール)ボタンが有効になります。

スケジュールを設定および管理するには、[Scheduler](スケジューラ)タブを選択して[Scheduler](スケジューラ)ワークスペースを開きます。  

[Scheduler](スケジューラ)ワークスペース

[Scheduler](スケジューラ)ワークスペースを使用すると、スケジュールされたスキャンを設定および管理することができます。スケジュールされたスキャンは Windows タスク スケジューラを使用して実行されます。このタスク スケジューラでは、AIT 自体が実行されていないときにスキャンを実行できます。 

[Scheduler](スケジューラ)ワークスペースには、次の 5 つのセクションがあります。 

  • タスクバー: アクションを実行するためのいくつかのボタンが含まれています 
  • [Task Configuration](タスク設定): スキャンを行うスケジュールを設定します 
  • [Output Location](出力場所): ログとエクスポートの出力パスを設定します 
  • スキャン グリッド: スケジューラに追加されたスキャンが一覧表示されます 
  • ステータス バー: 下部に表示され、現在のスケジューラのステータスが表示されます 

 [Scheduler](スケジューラ)ワークスペースの例を次に示します。 

スキャンは、有効なスキャンが設定されているときにタスクバー アイテム[Schedule](スケジュール)をクリックすることで、[Scan](スキャン)タブからスケジューラに追加されます。追加されたスキャンは、[Schedules](スケジュール)ワークスペースのグリッドに表示されます。 

スケジュールされたスキャンの追加や削除、スケジュールや出力場所の変更などの変更が行われた場合、[Save](保存)ボタンをクリックして新しい設定を保存する必要があります。タスクバー アイテム[Save](保存)をクリックすると、使用するユーザ資格情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。これらは、スケジュール タスクの実行に使用される資格情報であり、既定では現在ログオンしているユーザです。 

有効な資格情報を入力し、[OK]をクリックすると、設定が保存され、生成スクリプトと Windows タスク スケジューラのタスクが更新されます。 

スケジュール タスクは、Autodesk_AIT という名前で Windows タスク スケジューラに表示されます。 

Task Configuration (タスク設定)

[Task Configuration](タスク設定)セクションを使用して、スキャンの実行日、開始時刻、および当日に繰り返す頻度をスケジュールできます。 

(既定では、平日の午前 10 時に開始して、6 時間にわたって 5 時間ごとに実行を繰り返します。これにより、月曜日から金曜日までの午前 10 時と午後 3 時に実行されます)

[expires on](有効期限)は、スケジュール タスクが無効になる日付です。これにより、スケジュールに終了日を指定できます。

[Default](既定)タスクバー ボタンを使用してスケジュールを既定にリセットすることができます。また、[Revert](元に戻す)ボタンをクリックすると、保存されていない変更がキャンセルされます。

タスク設定に対する変更をコミットするには、[Save](保存)ボタンを使用する必要があります。

Output Location(出力場所)

[Output Location](出力場所)を使用して、ログ ファイルとエクスポートが書き込まれるフォルダを選択できます。DataStore があるフォルダが既定に設定されている場合、パスを直接入力するか、フォルダ アイコンをクリックしてフォルダを選択することで、変更することができます。

[Export after scan is complete](スキャン完了後にエクスポート)オプションのチェックボックスをオンにすると、スケジュールされたスキャンが完了した後で完全なエクスポートが実行されます。

出力場所に対する変更をコミットするには、[Save](保存)ボタンを使用する必要があります。

スキャン グリッド

[Scheduler](スケジューラ)ワークスペースの中央にあるスキャン グリッドには、スケジュールに現在追加されているすべてのスキャンが表示され、有効かどうか、検出方法、検出値、および使用されている資格情報が示されます。

スキャンを一時的に無効にする必要がある場合は、その特定のスキャンの[Enabled](有効)チェックボックスをオフにします。スキャンを編集する直接の手段はありません。修正が必要な場合は、スキャンを選択し、タスク バーで[Remove Scan](スキャンを削除)ボタンをクリックしてスキャンを削除し、[Scan](スキャン)ワークスペースでスキャンを再追加します。

出力場所に対する変更をコミットするには、[Save](保存)ボタンを使用する必要があります。

ツールバー

ツールバーには、特定のアクションを開始するために使用できるコマンド ボタンがあります。

  • [Save](保存): 変更を保存し、Windows スケジュール タスクを更新し、タスクの実行に使用する資格情報の入力を求めるプロンプトを表示します。
  • [Revert](元に戻す): 最後に保存した後で行った編集内容を元に戻します。未保存の変更がある場合に有効になります。
  • [Default](既定): すべての設定を既定値にリセットします。
  • [Remove Scan](スキャンを削除): 選択したスキャンをグリッドから削除します。
  • [Run](実行): Windows スケジュール タスクを開始します。スキャンが現在実行されていない場合に有効になります。
  • [Stop](停止): 実行中の Windows スケジュール タスクを停止します。スキャンが現在実行中の場合に有効になります。
  • [Delete Task](タスクを削除): Windows タスク スケジューラからスケジュール タスクを削除します。[Save](保存)をクリックすると、タスクが再作成されます。タスクが作成されている場合に有効になります。

ステータス バー

ステータス バーには、スケジュール タスクの現在のステータスが表示されます。

左側の大きいテキストには主なステータスが表示され、他の値には、スキャンが最後に実行された時刻、最後の実行が正常に完了したかどうか、および次のスキャンの実行予定時刻の詳細が表示されます。